PIVOT株式会社 | HRMOS(ハーモス)

将来的なIPOも見据え、シリーズとして「ハーモス勤怠」を導入

PIVOT株式会社

PIVOT株式会社

  • 業界: 広告・出版・マスコミ
  • 事業概要: ビジネス映像メディア「PIVOT」の企画制作・配信他
  • 従業員数: 27名(2024年4月現在)
  • https://pivot.inc/

東京都渋谷区に本社を構え、現在はビジネス映像メディア「PIVOT」の企画制作・配信事業を展開しているPIVOT株式会社。

2023年9月にはYouTubeチャンネル登録者数が100万人を突破し、2024年4月時点では登録者数159万人に迫る成長を実現されている同社は、「日本をPIVOTする」をMissionとして掲げ、「日本がピボット(方向転換)して、新たな事業や希望を生み出す。」「大人がいきいきと学び続けて、自分と時代に合った仕事に挑む。」というメッセージをもとに、業界を代表する著名人との対談をはじめ1,500本以上のコンテンツをYouTubeを中心に展開されています。

中でも、これからの日本を背負う層である30代をコアターゲットとし、ユーザーインタビューやユーザー会を中心に視聴者の声を拾いながら日々時代を先取りするコンテンツの企画・発信を継続されています。

そんな同社では、設立間もない少数精鋭の組織でありながら、今後の事業成長・IPOを見据えた人事・労務制度の構築・整備を一緒に担っていけるパートナーを探されていました。そこで今回は「ハーモス勤怠」の導入を検討された背景や今後想定されている活用方法を中心に、当時の導入プロセスに携わっていらっしゃり、現在はコネクトチーム(コーポレートチームを意味する同社ならではのチーム名)の労務領域を担当されている國森理恵様にお話を伺いました。

先々の上場も見据え、システム切り替えの検討を開始

当社では勤務形態としてスーパーフレックス制を導入していることもあり、休憩とは別の中抜け時間を管理するために1日に何度も打刻時間を記録する必要がありました。以前まで利用していた勤怠管理システムでは、中抜け時間を複数設けることが難しく、勤務実績の管理・集計をうまく実施できないという課題がありました。

先々上場を目指すのであればきちんと管理できるシステムを探したほうが良いと、士業の先生方からもアドバイスを受け、また操作面においても改善を図りたいと考えていたので、そのタイミングでシステムの切り替えを検討することとなりました。

同業界・同業種での利用実績がシステム選定の決め手に

勤怠管理システムの選定を開始してからは、主にテレビ・メディア業界がどのようなものを使っているのかを検索しながら探していました。

そんな中、テレビ朝日様が「ハーモス勤怠」を導入されているのを拝見する機会があり「当社にとっても使い勝手が良いシステムなのではないか」と思い、早速無料登録を行い操作性・機能を確認させていただきました。

当時最も改善を図りたいと考えていた中抜け時間の複数回登録についても対応可能であることを確認できたので、すぐに導入したいという話になり、本格稼働までは約1ヶ月間で進んでいきましたね。

同業界・同業種の企業様が活用されていたことは一つの安心材料にもなりました。大手のメディア・制作会社でも使えているのであれば、現在の少数精鋭の組織ではもちろん、中長期的なIPOや組織拡大時にも継続して使っていけると実感できました。

シンプルな打刻・レポート画面で、残業・休暇管理も適切に

「ハーモス勤怠」を導入してからは「スマホで打刻できる点が楽」という好意的な意見が増え、打刻漏れが発生した際にも各自で打刻時間の修正をしやすくなったという点があります。

給与計算については社会保険労務士(以下、社労士)に委託をしておりますが、社労士専用のアカウントを発行しているので、月末に勤怠データが揃うとレポート画面上から自らデータ出力を行ってくれるところは助かっていますね。

特に残業・有給休暇をはじめとした36協定の管理においては、特別条項の内容も踏まえてレポート上で実態を確認できるので、このご時世において労務管理を行う上で大切だなと思い活用しています。

社労士を含むチーム体制で、早期に活用体制を構築

「ハーモス勤怠」を導入する中で感じたこととしては、当社では社労士がついてくれていたので悩んだ際はすぐに相談できる体制があり、一つのチームとして導入時の対応を進められたことは大きかったのではないかと思いますね。

特に近年は法改正がとても早く、気づけば最低賃金が改正されていたということもあります。そういった情報をリアルタイムでキャッチしていくためにも、士業の先生方の存在は非常に心強く感じていますね。

実際にシステム切り替えを行う際には、説明会などは実施せず、皆さんに集まってもらってその場でスマホ画面を操作してもらいながら使い方を共有していました。マニュアルを通して使い方をレクチャーすることよりも、実際にアカウントを付与して操作性を体感してもらうことを優先していましたね。

また、そもそも使い勝手が良いのでそこまで扱いに困らないというのも本当に大きかったのではないかと感じていますね。

今後は、HRMOSシリーズ全体で採用から退職までを一元管理していきたい

今後取り組んでいきたいこととしては、まずは有給休暇などの申請作業をどうフローとして構築していくのか、という点ですね。

また、当社はHRMOS採用・HRMOSタレントマネジメントも導入しているので、採用から退職までを一元化していける仕組みを作ることは次のステップとして捉えていますね。

今後人数が増えてくると実態が見えにくくなることもあると思うので、採用の状況やメンバー定着においても会社のヘルスバロメータのような位置付けで活用をしていければと考えています。

スタートアップでも、中長期でのデータ活用を見据え、早めのシステム導入を

スタートアップの会社であっても、アーリーまたはシード期から入れられるのであれば導入した方が良いと思います。IPOを将来的に見据えるのであれば、整ったデータをいかに早期から蓄積していけるのかは大切な部分になると感じております。

当社では「いつかのために今大事にすべきことは何か」を設計することを大切にしています。早いタイミングからシステム化を図ることで「一人コーポレート」の組織でも業務効率化を行うと共に、中長期的なデータ活用へと繋げていけるのではないかと思いますね。

また、SaaSのサービスが様々ある中であれもこれもとなってしまうと、なかなか導入ができないというケースもあるのではと思います。SaaSについては汎用的なシステムだからこそ、ユーザーがどこまでシステムに寄せていけるのか、使い方に対して許容できるのかが大切だと考えています。本当に解消したい課題は何なのか、というところをブラさずにシステム選定を進めていくことが必要だと感じますね。

勤怠・労務管理というのは、経営を行う上でも今後より一層大事にされていく領域だと感じています。働き方が大事になってくる中で、「ハーモス勤怠」のような働き方の改善を後押ししてくれるようなサービスの利活用が今後より一層広がっていくと良いな、と感じていますね。

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