介護ベンチャーのメグラス、人財活用プラットフォーム「HRMOS」を導入
Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)は、当社が運営する人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」が、株式会社メグラス(所在地:愛知県名古屋市/代表取締役:飛田拓哉 以下、メグラス)に導入され、人事業務のデジタル化が推進に寄与したことをお知らせします。メグラスは、2019年4月から一部部門でリモートワークへの移行を進め、2020年4月には管理部門全部署が移行しました。メグラスは、HRMOSの導入により、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下でも、人事業務をオンラインで完結し、リモートワークに対応できるようにしました。
導入背景:人事業務のデジタル化で、業務効率化を目指す
メグラスは、住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、認知症対応型共同生活介護を運営する、介護サービスのベンチャー企業です。メグラスでは、介護施設で入居者の見守りを行う「ICT見守りシステム」の導入等、デジタル化を推進してきました。人事業務でも、デジタル化を通じて業務効率化を実現するため、人財活用プラットフォーム「HRMOS」の導入に至りました。
導入したサービス(機能)
導入機能:人財活用プラットフォーム「HRMOS」がシリーズで展開する、従業員データベース
運用人数:204名
活用方法:労務のワークフローの自動化、従業員属性データの可視化と人事・採用戦略立案への活用など
導入時の課題と効果
1. 労務のワークフローを、オンラインで完結
これまで、メグラスの労務は、入社時を含む各種手続きを全て紙の書類で処理し、ファイリングするという対応をしていました。HRMOS導入後は、労務の業務を全てオンラインで完結させ、業務工数を大幅に削減しました。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、メグラスは、2020年4月以降に管理部門全てがリモートワークへ移行しましたが、HRMOSの導入により労務の業務をスムーズに行うことができました。2020年7月には、メグラスが運営する介護施設で事務職の従業員を採用した際、入社手続きを全てオンラインで完結しました。
2. 従業員データを可視化し、採用戦略やオンボーディング設計に活用
メグラスはこれまで、経営会議で報告する従業員の属性データを、スプレッドシートで都度集計しレポートにまとめていました。HRMOS導入後は、従業員の属性データがリアルタイムで反映されるため、集計する手間が省け、常に正確な数値を把握できるようになりました。その結果、勤続年数のバランスをふまえた採用計画や、どの施設でどのような人材が必要かといった採用戦略等の議論にHRMOSの属性データをより活用できるようになりました。
また、メグラスは、オンボーディングにも力を入れていますが、入社時期にあわせて、誰にどのようなオンボーディング支援をすべきか、より細かく設計できるようになりました。
株式会社メグラス 代表取締役:飛田 拓哉 氏 コメント
当社は、社内の業務や情報の取り扱いについて「分散・短縮・委譲」というポリシーを掲げています。例えば、分散や委譲を象徴するものとして1on1の推進や人事考課を公開する取り組みがあります。人事考課の公開とは、社員自らが行った人事評価と査定をコミッティにプレゼンテーションし承認を得るという運用で、評価の経緯が全て全社に公開されるものです。これは、従業員一人一人が自律した組織をつくるきっかけとなっています。
また、このポリシーに沿った運用を支えるのが、各業務のデジタル化とテクノロジーの活用です。HRMOSを活用することで、人事業務の効率化(時間の短縮)だけではなく、業務の委譲が推進され、主体的・自律的な組織をつくることができます。私は、介護業界をはじめとするサービス業界は、デジタル化やテクノロジーの活用を通じて、さらに生産性をあげられると考えています。生産性向上のためには、効率化を通じて残業を減らし、主体的・自律的な組織で従業員の「働きがい」を最大化させることが重要です。われわれが運営する介護サービスには、運営する人財の力が欠かせません。これからも、HRMOSの活用を通じて、従業員の主体性と可能性を最大化していきたいと考えています。
人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」について
人財活用プラットフォーム「HRMOS」は、採用から入社後の活躍までの情報を一元化・可視化することで、エビデンスに基づいた人財活用を可能にするサービスです。客観的な判断に基づく「採用・評価・育成・配置」が可能になることにより企業や組織の継続的な成長を実現します。
参照URL:https://hrmos.co/
本件に関するお問い合わせ
株式会社ビズリーチ 広報担当
東京都渋谷区渋谷2-15-1