通年採用にも対応した採用管理システム、「HRMOS採用 新卒エディション」をリリース | HRMOS(ハーモス)
プレスリリース新機能 採用管理システム「HRMOS採用」

通年採用にも対応した採用管理システム、「HRMOS採用 新卒エディション」をリリース

通年採用にも対応した採用管理システム、「HRMOS採用 新卒エディション」をリリース

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)が運営する採用管理システム「HRMOS(ハーモス)採用」は、本日、「HRMOS採用 新卒エディション」(URL:https://hrmos.co/ats_newgrads/)をリリースします。本サービスは、新卒採用領域において一括採用だけではなく通年採用にも対応し、選考ステップや個別フォローを候補者ごとにカスタマイズして管理できることが特徴です。

新卒向けの採用チャネルが多様化し、効率的な候補者管理が必要に

国内の新卒採用は、就活ナビサイトの利用に加えて、スカウト媒体やリファーラル、人材紹介会社の利用など採用チャネルが多様化しています。HRMOSが企業の採用担当者に行った調査でも、62%が「就活ナビサイトに加えて、複数の採用チャネルから採用」を行っていると回答し1、複数の採用チャネルを活用しながら、新卒採用を行っている企業が多いことがわかりました。一方で、4分の1の企業が新卒採用の候補者管理を「『Excel』などの表計算ソフトのみ」で行っており1、増え続ける採用チャネルを効率的に管理するシステムが必要になると考えられます。

4割の企業が、今後「通年採用の導入を検討」。
課題は、「学生の志願度(入社意欲)を上げるための最適なコミュニケーション設計」

外資系企業やベンチャー企業では、年間を通して新卒採用を行う「通年採用」の導入が進んでいます。HRMOSの調査では、すでに約3割の企業が「通年採用を導入」し、約4割の企業が「通年採用の導入を検討」していることがわかりました1。また、新型コロナウイルス感染症の就職活動への影響により、経団連と政府は、就職活動に支障が生じている2021年卒の学生に配慮し、選考や採用時期の分散を進める方向で合意しました2。くわえて、政府主導で2022年から、大学院生を対象にしたインターンからの選考を試行する方向で調整が進んでいます*3。今後も通年採用の導入がさらに拡大すると考えられます。

企業の採用担当者に通年採用で生じる課題を聞いたところ、「学生の志願度(入社意欲)を上げるための最適なコミュニケーション設計」(50.0%)が最も多い結果となりました*1。通年採用の普及により選考時期が分散することで、学生にとっては企業選びの機会が増える一方、企業にとっては候補者への魅力づけがより困難になることが想定されます。そのため企業には、志向性や志願度、就職活動の進捗など各候補者の状況にあわせた選考ステップや個別フォローによる、最適なコミュニケーション設計が重要となります。

そこでこのたび、当社は、一括採用だけでなく通年採用にも対応した、新卒採用管理システム「HRMOS採用 新卒エディション」の提供を開始します。

*1 「新卒採用に関するアンケート」 対象:「HRMOS採用」または「ビズリーチ」を導入している企業の採用担当者 調査期間:2020年9月2日~2020年9月8日 回答数:315
*2 萩生田光一文部科学大臣記者会見録(2020年4月24日)
*3 中央教育審議会大学分科会 大学院部会(第98回、2020年9月9日)資料「ジョブ型研究インターンシップ」 5P

新卒採用管理システム「HRMOS採用 新卒エディション」の特徴

本サービスは、当社がこれまで中途採用領域で培ってきた採用管理のノウハウや技術を生かし、採用チャネルの拡大や、通年採用にともなって複雑化する採用活動に対応しやすいよう、シンプルなデザインで直感的な操作性を実現しています。

1. 複数の採用チャネルを一元管理。候補者情報の統合や日程調整など、自動化機能を搭載

本サービスは、就活ナビサイト経由の候補者の管理に加えて、スカウト媒体や人材紹介会社経由、インターンシップやイベント経由で選考に進んだ候補者情報を一元管理します。複数の採用チャネルで接点のあった候補者情報の統合や、面談・面接の日程調整、合否連絡のメール送信など、採用のオペレーション業務を自動化させる機能を搭載し、業務効率化を実現します。

2. 通年採用にも対応し、候補者ごとに最適化された選考ステップや学生との接点を管理

以下、3点の機能により、学生の志向性や志願度、就職活動の進捗などの状況にあわせた、候補者ごとに最適なコミュニケーションの設計と管理を実現します。

(1)候補者にあわせて、選考ステップをカスタマイズ

求人ごと、候補者ごとに選考ステップをカスタマイズできます。
例えば、インターンシップに参加して志願度の高いAさんには1次面接を免除したり、相互理解を深めたいBさんには2次面接のステップのなかで面接回数を増やしたりというふうに、候補者にあわせて最適な選考ステップを設定できます。

(2)面談や内定者フォローなど、選考以外の接点もタイムラインで可視化

本サービスは、インターンシップなど、企業と学生の選考前の接点から入社まで、候補者ごとにすべての接点をタイムラインで可視化します。これにより、過去の接点やコミュニケーション内容を考慮した面談・内定者フォローなどが可能になります。

(3)個別フォローが必要な学生が一目でわかる

また、本年12月頃に、個別フォローが必要な候補者が一目でわかるフラグ機能を追加予定です。採用担当者が該当学生にフラグをつけて管理できる機能で、早期接点のある学生のなかから選考の案内をする学生をピックアップしたり、学生の志願度を高めるための面談やイベントへの誘致を行ったり、内定を出した候補者に魅力づけの面談などを行ったりと、漏れなくフォローを実施できます。

3. HRMOSシリーズとしての連携により、採用活動と入社後の活躍の関連を可視化

将来的には、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズの従業員データベースや組織診断サーベイとの連携により、新卒で採用した従業員のエンゲージメントや退職に関する課題の分析が可能になる予定です。これにより、採用における人材要件の見直しや選考ステップ、評価項目の妥当性などを検証できるようになります。

新サービスへの期待コメント:ベルフェイス株式会社
People & Value 室 室長 吉本 猛 氏

当社では、2018年より新卒採用を開始し、2019年と2020年で計16名の新卒社員を迎えました。当社では、就活イベントおよび自社説明会、状況に応じて就活ナビサイトなどを用いて、学生との幅広い接点を積極的に設けています。一方で、それらの学生の選考や接点の一元管理に課題を感じ、2018年に導入した採用管理システム「HRMOS採用」を中途採用だけでなく新卒採用でも活用してきました。また、コロナ禍におけるオンラインでの採用活動では、学生への魅力づけに課題を感じ、体制の強化はもちろん、広報観点を含め対策を打っています。

このたび、新卒採用にフォーカスした機能が搭載された「HRMOS採用 新卒エディション」のリリースにより、効率的な採用管理だけでなく、より細やかな選考や学生へのフォローが可能になったことで、企業・学生の双方の相互理解が十分に深まり、有意義な採用活動につながることを期待しています。

株式会社ビズリーチ 執行役員 兼 HRMOS事業部 事業部長
古野 了大 コメント

学生のみなさんにとって、就職活動は長いキャリアの第一歩です。企業による、学生の志向性にあわせたコミュニケーションは、学生のみなさんにとって自律的なキャリアを構築していく足掛かりになるのではないでしょうか。

当社はこれまで、中途採用領域で、候補者の志願度や経験・志向性にあわせた選考ステップ設定やフォロー実施をサポートするサービスを提供してきました。新卒採用領域において通年採用が一般化すると、中途採用に近い採用活動が求められるようになり、当社はそのノウハウを生かすことができると感じています。

「HRMOS採用 新卒エディション」は、過渡期にある新卒採用に柔軟に対応し、候補者ごとに適したコミュニケーション設計をサポートします。「HRMOS採用 新卒エディション」の提供を通じて、企業成長につながる採用活動をご支援していければと思っています。

採用管理システム「HRMOS採用」について

HRMOS採用は、採用業務の一元管理を通じて、オペレーション業務の効率化と、採用スピードの向上を実現できるクラウドサービスです。導入企業のなかには、採用に関するオペレーション業務を75%削減した事例があります。また、データによる採用活動の可視化・分析もできるため、データを根拠とした戦略的な採用の意思決定ができ、効果的な採用につなげることができます。

また、HRMOS採用はユーザーコミュニティー、カスタマーサクセスチームを設け、採用ノウハウの提供やユーザー向けの勉強会の開催も行っており、企業の採用を強くするために必要なサポートを包括的に行う「Recruitment Success Platform」を目指しています。

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

Visionalグループは、2020年2月、株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。グループを構成する、HR TechのプラットフォームやSaaS事業を運営する株式会社ビズリーチ、事業承継M&AやSaaSマーケティング、サイバーセキュリティ等の新規事業開発を担うビジョナル・インキュベーション株式会社、物流DXプラットフォームを運営するトラボックス株式会社などを通じて、日本の生産性向上を支える。

参照URL:https://visional.inc

本件に関するお問い合わせ

株式会社ビズリーチ 広報担当
東京都渋谷区渋谷2-15-1

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