電帳法対応の盲点を防ぐ!「証票重複チェック機能」による領収書の使い回し自動検知

2026.07.15

電帳法対応の盲点を防ぐ!「証票重複チェック機能」による領収書の使い回し自動検知

電子帳簿保存法(電帳法)への対応やペーパーレス化の推進に伴い、領収書の原本回収を廃止し、スマートフォン撮影やPDFによるデジタル管理へ移行する企業が急増しています。

しかし、経費精算の完全電子化が進む一方で、バックオフィスでは新たなリスクと確認負担が浮き彫りになっています。それが、デジタル化された領収書(証憑データ)の「意図しない使い回しや重複申請」という電帳法対応の盲点です。

原本という「現物」が手元に残らない運用だからこそ発生するこの課題に対し、目視チェックに頼らない確実な統制をいかに実現すべきか。本記事では、ハーモス経費の「証票重複チェック機能」を活用した自動検知の仕組みと、そのメリットを解説します。

1.電帳法対応の盲点:原本回収廃止で表面化する「領収書の使い回し」と経理の負担

ペーパーレス化によって「領収書の紛失防止」や「拠点からの郵送コスト削減」といった多くのメリットが生まれる反面、データ化された領収書はコピーや再利用が容易であるため、以下のような実務上の困りごとが発生しがちです。

  • 悪意のない「二重登録」の多発

    例えば「先週スマホで撮影してキープしていた領収書を、すでに申請済みであることを忘れて今週もう一度アップロードしてしまった」という、申請者側の記憶違いによる意図しない重複申請。

  • 類似する領収書の目視確認の限界

    特に「コインパーキング代(駐車場代)」や「カフェでの会議費」などは、利用金額や発行元、領収書の外観が似通ったものが大量に発行されます。これらが過去に精算されたものかどうかを、経理担当者が記憶やExcelの過去データと突き合わせて目視確認するのは、非常に煩雑で膨大な時間がかかります。

ガバナンス(内部統制)を維持しながら、バックオフィスの確認作業を削減するためには、「情報の入り口」でシステムが使い回しを自動検知する仕組みが不可欠です。

2.ハーモス経費の「証票重複チェック機能」で領収書の使い回しを自動検知

ハーモス経費では、追加料金なし(基本プラン内)で高精度な「領収書AI-OCR機能」を利用できます。このAI-OCRが読み取った精緻なデータソースを活用し、「証票重複チェック機能」が過去の精算データと照合を行います。

自動照合の対象となる主な項目

  • 取引日(発生日)
  • 決済金額
  • 領収書の発行元(店舗名・企業名)
  • 消費税率ごとの内訳金額(「税率10%の金額」「税率8%の金額」)

これらの要素をシステムが突き合わせ、過去に一度でも登録された可能性のある類似・同一の領収書を瞬時に判別します。

▼AI-OCR で読み取った証票(領収書等)の登録時、重複を検知すると、アラートメッセージがポップアップ表示されます

▼AI-OCR で読み取った証票(領収書等)の登録時、重複を検知すると、アラートメッセージがポップアップ表示されます

▼重複の可能性がある証票が登録されると、画面上部に注意を促すメッセージが表示され続けます。

▼重複の可能性がある証票が登録されると、画面上部に注意を促すメッセージが表示され続けます。

▼重複証票を利用した経費精算申請が行われた際、伝票にアラートが表示されます。

▼重複証票を利用した経費精算申請が行われた際、伝票にアラートが表示されます。

重複の疑いがある(使い回しの可能性がある)場合は、申請者や承認者に対して、画面上にポップアップやメッセージ(アラート)を自動表示。リスクのある伝票がそのまま経理に回ってしまうのを、水際で未然に防ぎます。

3.申請者・承認者・経理の三者にメリットをもたらす3つの導入効果

「証票重複チェック機能」による自動検知を導入することで、経費精算に関わるすべてのフェーズで実務がスマートになります。

  • 【経理・承認者】「使い回しチェック」の心理的負担から解放

    毎月膨大な伝票を目視で疑う必要がなくなります。万が一、重複の可能性があるアラートが出た場合でも、「過去のどの伝票(いつの申請)で利用された領収書か」をシステム画面上で一発で確認できるため、申請者への確認や差し戻しのコミュニケーションも非常にスムーズに行えます。

  • 【申請者】取り込んだ領収書を「覚えておく必要」がなくなる

    「この領収書、もう精算したっけ?」と過去の履歴を遡って不安になる必要がありません。重複していればシステムがその場で教えてくれるため、意図しない二重申請のリスクを心配せず、安心してスピーディーに起票を完了できます。

  • 【経営・情シス】内部統制(ガバナンス)の確実な強化

    電帳法に準拠したペーパーレス運用を行いながら、不正やミスの起きない強固なチェック体制を「手作業を増やさずに」構築できます。

4.ガバナンスと効率化を両立するハーモス経費の「関連チェック機能」

ハーモス経費では、今回ご紹介した「証票重複チェック機能」以外にも、基本プラン内でバックオフィスのガバナンスと効率化を両立する多彩な入力制御・チェック機能を標準装備しています。
自社の社内規定(旅費規程や経費精算ルール)に合わせて組み合わせることで、さらなる業務効率化が可能です。

5.【無料ダウンロード】ハーモス経費がわかる!基本の資料3点セット

機能の詳細や、自社の実務に合わせた運用イメージをより深く知りたい推進担当者・経理担当者様のために、基本の資料3点セットを無料でご用意しています。

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