チームの成長につながる、人事評価クラウド「HRMOS(ハーモス)評価」をリリース
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎 以下、ビズリーチ)は、本日、人材活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズの新サービスとして、チームの成長につながる、人事評価クラウド「HRMOS評価」(URL:https://hrmos.co/perf/)をリリースします。
従業員とチームの成長につながる、これからの評価のあり方
日本では、少子高齢化による人手不足や、働き方改革関連法の施行による、時間外労働の上限規制や有給休暇取得の義務化などに伴い、企業は、生産性の高い働き方へシフトすることが求められています。企業が生産性を高め、成長していくためには、外部・内部環境の変化に柔軟に対応しながら、従業員やチームの成長を促進させることが重要です。
そのようななか、先進企業で実践されている新たな取り組みの一つが、半年~1年の評価サイクルを見直し、高頻度でフィードバックを行う、「リアルタイム・フィードバック」というものです。「リアルタイム・フィードバック」の運用手法の一つに、上司や部下、同僚同士が対話する「1on1」(ワン・オン・ワン)があり、従業員やチームの成長につながる取り組みとして浸透が進んでいます。これまでの、半年~1年の評価サイクルに加えて、コミュニケーションやフィードバックの機会を増やす取り組みとして1on1を導入する企業もあります。
人事評価クラウド「HRMOS評価」の特徴
1.1on1の内容の記録、目標の変更・更新へ対応
「HRMOS評価」では、1on1を通じて行われるフィードバック内容の記録、能力開発のためのアクションの管理等が日常的に記録できるようになります。フィードバックを日常的な業務にすることで、従業員一人ひとりが変化する環境に対応しながら、成長する機会を増やします。
また、従業員や組織の状況に応じて、目標を柔軟に変更し、その履歴を残すことができます。
<1on1のトピックやコミュニケーション内容の入力画面>
なお、「HRMOS評価」は、MBO、コンピテンシー評価、OKRなど、企業が運用している人事制度にも対応していきます。
2.評価における、人事の管理業務を効率化。
過去からの評価データを一元管理と、評価プロセスの「自動化」
目標設定・評価業務においては、人事部と従業員との個別のオペレーション業務が多く発生します。ビズリーチが実施した人事・採用担当者へのアンケート*1では、約65%の回答者が評価業務をExcelなどの表計算ソフトによって運用しており、人事評価システムは、まだ十分に普及していないことが明らかになりました。「HRMOS評価」は、目標・評価データの履歴を一元管理できることによって、データに基づいた判断や業務改善が可能となります。また、リマインダー設定・集計作業等、繰り返しの業務を自動化することにより、評価におけるオペレーション業務を効率化し、生産性向上につなげます。
3.人材活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズ連携により、採用から入社後の情報の一元管理・可視化が可能に
人材活用プラットフォーム「HRMOS」は、第一弾として「HRMOS採用管理」(https://hrmos.co/)を2016年6月に、第二弾として、従業員データベース「HRMOS Core」(https://hrmos.co/core/)を本年1月にリリースしました。このたび、人事評価クラウドである「HRMOS評価」をリリースしたことで、採用から評価まで、「HRMOS」シリーズでの連携が可能になります。HRMOS Coreを中心に、「HRMOS」シリーズを導入することで、採用した人材がどのように活躍し、高いパフォーマンスを発揮しているかを分析でき、より効果的な採用を実現できます。
新サービスへの期待コメント
WILLER EXPRESS株式会社 代表取締役 平山 幸司 氏
高速バス「WILLER EXPRESS」を統括管理・運行するWILLER EXPRESSは、お客様の乗車体験を変えるべく、創業以来、業界初のシート開発や、レストランバスなど先進的な取り組みを行っています。会社が成長する過程で、人事業務の課題を解決するために、当社では、2018年に「HRMOS採用管理」、2019年4月に従業員データベース「HRMOS Core」を導入し、HRテクノロジーによる人材の可視化に取り組んできました。今後の人材活用では、乗務員を含めた社員のコミュニケーションを可視化し、より適切に評価することで乗務員が長く活躍できるよう、取り組みたいと考えています。新サービス「HRMOS評価」では、このような柔軟な評価が実現できることを期待します。
株式会社GA technologies 代表取締役社長 CEO 樋口 龍 氏
GA technologiesは、2013年に創業し、中古不動産流通プラットフォーム「RENOSY」、社内不動産業務支援ツール「Techシリーズ」の開発を行っています。不動産業界でテクノロジー活用を推進し、自社の物件仕入れ業務では66%の業務削減につなげるなど、生産性向上に取り組んでいます。当社社員の約4割はエンジニアで、2017年からチームごとに適切な頻度で1on1を実施。個人の裁量も大きいAIチームなどでは、週に1回上長との1on1を行い、個人がパフォーマンスを発揮しやすい環境の整備をサポートするなど、パフォーマンスの最大化につなげています。当社は、2019年4月から従業員データベース「HRMOS Core」を導入し、メンバー(従業員)のスキルや能力の可視化を開始しています。将来的にはHRMOS Coreに蓄積したデータを当社のAI・データサイエンスチームが分析を行い、メンバーの活躍の可視化に取り組んでいく予定です。新サービス「HRMOS評価」は、HRMOSシリーズ全体による人事データの可視化や1on1などのフィードバックを促進し、メンバーの能力とエンゲージメントを最大化するサービスへ進化することを期待します。
株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 南 壮一郎 コメント
株式会社ビズリーチは、HRテック・ベンチャーとして、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」を2009年に開始し、今年で創業10周年を迎えました。2016年にSaaS型の採用管理システムとして「HRMOS採用管理」を、2019年1月に従業員データベース「HRMOS Core」をリリースし、採用領域だけでなく、企業の人材活用におけるSaaS事業を本格化しています。多事業化を進め、この10年で従業員数1,428名の組織へと急成長するなかで、業務の変化に対応できる評価のあり方を模索してきました。新たにリリースする人事評価クラウド「HRMOS評価」は、1on1をはじめとした、新たなフィードバックのあり方に対応しています。変化し続ける組織に柔軟に対応し、従業員の成長がチームの成長につながる人事評価クラウドです。
また、今後、「HRMOS」シリーズでは、採用時から入社後の情報が一元的に管理されることにより、「人材がどのように活躍し、パフォーマンスを発揮しているか」を分析し、客観的なデータに基づいた効果的な採用活動を実現できます。「HRMOS」シリーズを通じて、「すべての働く人」が活躍できる社会の実現を目指します。
*1 企業の人事担当者に「人事業務に関するアンケート」
調査期間:2019/4/3(水)~4/9(火)
回答者:企業の人事・採用担当者(ビズリーチ提供サービス、契約/未契約企業)
企業規模:50名以下:25%、51名~300名以下:33%、301名~1,000名以下:18%、1,001名~10,000名以下:17%、10,001名以上:6%
回答者数=1,074
本件に関するお問い合わせ
株式会社ビズリーチ 広報担当
東京都渋谷区渋谷2-15-1