ハーモス経費|請求書AI-OCRの読み取り範囲を、ユーザーごとに設定できるようになりました | HRMOS(ハーモス)
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ハーモス経費|請求書AI-OCRの読み取り範囲を、ユーザーごとに設定できるようになりました

ハーモス経費|請求書AI-OCRの読み取り範囲を、ユーザーごとに設定できるようになりました

ハーモス経費の「請求書AI-OCR」機能をアップデートし、請求書の読み取り範囲をユーザー単位で設定できるようになりました。

これにより、担当者ごとに「どこまで請求書を読み取るか」を柔軟に指定でき、受取請求書処理における運用のばらつきを防止しながら、業務実態に沿った効率的な運用が可能になります。

概要

「請求書AI-OCR」は、請求書をアップロードするだけで、取引日・明細・金額・取引先名・振込先情報・住所・適格請求書発行事業者登録番号などの内容を自動で読み取り、支払依頼伝票に転記できる機能です。
読み取り範囲は「1ページ目のみ(総額のみ)」「全ての明細」「全て読み取らない」の3つから選択できます。

今回のアップデートにより、管理者がユーザーごとに読み取り範囲の組み合わせを指定できるようになりました。

設定例と利用シーン

取引先ごとに請求書の形式が異なり、申請者がどこまで読み取ればよいか判断しづらいケースや、利用者が多くてルールの徹底が難しい場合でも、管理者があらかじめ設定を行うことで、判断のばらつきを防ぎ、スムーズな運用が可能になります。

例1)AI-OCRでの読み取りを行わず、請求書の登録のみ行わせたい

AI-OCRを利用させたくないユーザーには「全て読み取らない」のみを設定します。
この設定を行うと、請求書をアップロードしてもAI-OCRによる自動読み取りは行われず、請求書の登録(電子帳簿保存法対応)だけが可能になります。

なお、「全て読み取らない」に設定した場合でも、支払依頼伝票の起票に進むことができます。

・毎月の定例支払など、請求書の内容を都度読み取る必要がないケース
・先月の伝票をコピーして金額だけ修正し、請求書を電子帳簿保存法目的で登録したいケース
といったシーンで活用いただけます。

 AI-OCRの利用対象を明確に分けることで、無駄な読み取りコストを防ぎながら、業務効率とガバナンスの両立を実現できます。

例2)申請者は1ページ目(総額)のみ読み取り、経理部門で按分や調整を行いたい

例えば、経理部門以外の申請者には「1ページ目のみ」だけを設定し、総額(税率ごとの集計金額)をAI-OCRで読み取り、明細を作成・申請できるようにします。

申請者は請求書の総額を取り込むだけでスムーズに申請を完了でき、経理部門はその後、明細内容を確認しながら費用の按分や勘定科目の調整を行うといった運用が可能です。

・現場担当者(申請者)に会計処理や按分判断を求めることが難しいケース
・ひとつの請求書が複数部門・プロジェクトにまたがり、申請者では判断が難しいケース
などで活用いただけます。

判断が難しい現場では「1ページ目のみ」読み取りで、迷わずスピーディに申請し、経理部門では正確に按分処理や部門の紐付けを行えるため、双方の業務効率が向上します。

なお、ユーザーごとの設定はエクセルによる一括更新にも対応しているため、ユーザー数が多い企業もスムーズに導入可能です。

より実態に即した運用で、業務効率化を促進

今回のアップデートにより「請求書AI-OCR」をより柔軟かつ実態に即して利用できるようになりました。
利用者の業務特性にあわせた設定が可能になることで、
・申請者は迷わず、シンプルな手順で請求書登録が可能に
・現場担当者(申請者)と経理部門それぞれの業務効率化
・統制の取れた運用によるガバナンス強化
といったメリットを実現します。


下記ページでは、「請求書AI-OCRの読み取り範囲設定機能」について、図解を交えてわかりやすくご紹介しています。
ハーモス経費|請求書AI-OCR機能をアップデート、請求書支払業務がもっとスムーズに

また、「請求書AI-OCR」は2025年4月1日より新価格で提供を開始しました。
30枚から契約可能となり、より手軽に導入いただけます。コスト面で導入を迷われていたお客様も、この機会にぜひご検討ください。請求書受領機能の資料請求や導入のご相談は、こちらからお問い合わせください。

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