候補者管理と分析の運用効率が向上し、1 to 1で候補者へのアプローチが可能に!
株式会社VOYAGE GROUP
- 業界: インターネットサービス
- 事業概要: アドプラットフォーム事業、ポイントメディア事業、インキュベーション事業
- 従業員数: 317名(2017年9月末時点)
1999年に創業し、インターネット領域においてアドプラットフォーム事業、ポイントメディア事業、インキュベーション事業を展開する株式会社VOYAGE GROUP。人を軸にした事業開発会社として、既存事業の拡大のみならず新領域事業へも積極的に挑戦を続けており、「働きがいのある会社」ランキングの中規模部門(従業員100~999人)で3年連続1位を獲得しました。今回は、同社の戦略人事グループで中途採用を担当する井上雄貴様に、HRMOS採用をどのように活用しているのか、伺いました。
導入の目的
- コストや応募者へのレスポンススピードを改善したい
- 候補者と1to1で向き合いたい
課題
- 「Excel」での管理にマンパワーの限界を感じていた
- 面接官ごとの情報が社内でフィードバックされていない
導入の決め手
- UI設計が非常に優れている
- 候補者の管理やレポーティングも一つのプラットフォームで完結する
効果
- 各人材紹介会社の通過率や決定率などのデータが分析できるようになった
- 運用効率が劇的に改善された
- 候補者が面接を通過したポイントが可視化された
- 社内の認識のズレがなくなった
工数の大幅な削減に加え、人材のマッチング精度も向上
ーVOYAGE GROUPの採用方針について教えてください。
当社は約1年前に採用方針の転換を図り、現在は全体の採用数のうちダイレクト・リクルーティングとリファーラルが約7割、人材紹介会社経由が約3割を占めています。私が人事として当社に入社したのは、まさに採用方針を転換するという時期だったのですが、以前は人材紹介会社の利用が多く、コストや応募者へのレスポンスのスピードに課題を感じており、HRMOS採用の導入に至りました。
ー井上様は戦略人事グループでどのような役割を担っているのですか?
主に中途採用の戦略面を担当しています。まず現場とコミュニケーションを取り、採用することが課題に対しての最適なソリューションなのか、という議論から開始します。そして採用するとなれば、採用要件を定め、ターゲットへのアプローチと採用までのストーリーを検討していきます。当社の環境はどのようなスキルセットの方にとってプラスになるのか、そして、その方が当社でどのようにキャリアを生かせるのか。候補者の方と1 to 1で向き合い、一人ひとりに合ったストーリーを構築するように心がけています。
ー現在はHRMOS採用をどのように活用していますか?
主に候補者管理と採用チャネルの分析で活用しています。以前は人材紹介会社ごとの推薦数が可視化されていなかったのですが、今はデータが蓄積されてきて、各人材紹介会社の通過率や決定率などのデータが分析できるようになってきました。そのうえで、人材紹介会社に対して週次で情報共有を行い、より効果を高めるための施策につなげています。
ーHRMOS採用を導入してどのような効果が得られましたか?
もっともクリティカルな効果は工数の削減です。HRMOS採用の導入以前は「Excel」で管理していたので、導入後に運用効率は劇的に改善されました。また、HRMOS採用の導入以前は面接官ごとの情報が社内でフィードバックされていませんでした。それが今は、HRMOS採用ですべての情報を残し、後から見返すこともできています。候補者が面接を通過したポイントがほかの人にも可視化されたことで、社内の認識のズレがなくなりました。人材のマッチング精度が高まるだけでなく、入社後に最適な配属を考える際にも役立っています。
情報管理がしやすいUI設計は、他サービスとは一線を画している
ーHRMOS採用はほかの採用管理システムと比べていかがですか?
私は前職で複数の採用管理システムを使用してきたのですが、それらと比べるとHRMOS採用はUI設計が非常に優れています。サクサクとストレスなく動きますし、候補者ごとの情報も整理されていて、とても管理がしやすい仕様になっていると感じます。候補者の管理やレポーティングも一つのプラットフォームで完結するのが非常に便利です。
ー採用のストーリーを構築するうえで、HRMOS採用はどのように役立っていますか?
先ほど申し上げたように、私は候補者と1 to 1で向き合いたいと考えているので、スカウトを送る際にも候補者一人ひとりの情報を読み込み、件名や本文にこちらの思いを織り込むようにしています。その際、HRMOS採用は候補者ごとの情報が整理されているので、より個人に寄り添ったストーリーが描きやすいと感じています。事実、選考に進んだ候補者からも「他社よりも自分を見てもらえていると感じました」という声をいただけています。
ー今後、HRMOS採用を使って実現したいことは何ですか?
当社はダイレクト・リクルーティングに注力しているのですが、それだけではリーチできない層もあるため、引き続き人材紹介会社は利用していきたいと思っています。そこで今後は、HRMOS採用で蓄積されてきたデータをより深く分析して、人材紹介会社ごとの施策や関係構築へと生かしていきたいです。個人的な要望としては、人材紹介会社ごとの特長をレーダーチャートなどで可視化する機能があるとうれしいですね。
HRMOS採用は、勤怠管理や給与管理など人事サービスのすべてを一元管理できるプラットフォームをめざしていると伺っているので、今後はさらに人事業務全般の生産性を高めてくれると期待しています。