「フォローが手厚い」「返答が早い」と選考した学生から多くの高評価をいただくように
G2 Studios株式会社
- 業界: ゲーム開発
- 従業員数: 305名(2022年6月時点)※業務委託等含む
- https://g2-studios.net/
G2 Studios株式会社は、「アソビ創造集団。」をミッションに掲げ、ユーザーの心を奮わせる「アソビ」の創造を目指す、スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営会社です。
今回は、同社の新卒採用を担当するビジネスマネジメントディビジョンヒューマンリソースグループ採用チームの土橋様(写真右)と堀田様(写真左)に、HRMOS採用「新卒エディション」の導入の背景や効果についてお話を伺いました。
導入の目的
- 新卒採用に最適化された採用管理システムを活用し、採用業務効率化と現場面接官の負担軽減を実現すること
課題
- 学生一人一人に寄り添った採用活動を行うこと
- 現場面接官にとって使いづらい既存システムから脱却し、社内の混乱やストレスを防ぐこと
導入の決め手
- 新卒採用管理に必要な機能が実装されている点
- 優れたUI/UXで現場面接官にも説明不要で使いやすい点
効果
- イベント参加や送受信履歴を一元管理することで、丁寧で迅速な候補者対応を実現できた
- 自動化により採用業務における事務処理を軽減できた
- 現場面接官からの「使いづらい」という声が減少した
従来のシステムでは「見づらい」「使いづらい」と現場面接官から苦情が多数寄せられていた
―まず、お二人の役割を教えていただけますか。
土橋: 私と堀田の2名で新卒採用を担当しています。当社の親会社であるギークス株式会社が2025年3月期に向けた中期経営計画「G100」を発表しており、その達成に向けて事業のさらなる成長を目指すべく、当社のミッションやビジョンに共感してくれる人材の新規採用を強化しています。
―新卒採用ではどのような人を採用したいとお考えですか。
堀田: 今後ゲームタイトルを増やしていく観点から、「ものづくりとしてゲームが好きな学生」の採用に注力しています。一ユーザーとしてゲームが好きな学生は多いのですが、実際に作ることが楽しいという方はそこまで多くありません。ゲームの中身を作っていくことが私たちの重要な役割なので、「ものづくりとしてゲームが好きか」「学生時代にどんな経験をしてきたか」という点を重視しています。
―新卒採用では技術レベルをどのように見極めているのですか。
土橋:
エンジニア職とデザイナー職は、ゲームやデザインなどを作った経験があることを前提としています。エンジニア職の選考では、今まで作ったゲームを面接時に持ってきてもらい、ゲームの説明やコーディング経験についてお話を伺います。また、客観的に技術力を測るため、技術チェックのコーディングテストも導入しています。デザイナー職の選考では、ポートフォリオ(作品集)を持ってきてもらったり、画面デザイン作成の課題を出したりして技術力を確認しています。また、プランナー職はゲーム開発が未経験でもよいのですが、選考中に企画書を作成してもらい、考える力を確認しています。
―2020年10月にHRMOS採用「新卒エディション」を導入した経緯について教えてください。
土橋:
以前は、中途採用版のHRMOS採用を使い新卒採用の管理を行っていたのですが、やりたいことができない部分があったので、一度他社の新卒採用管理サービスを導入してみました。ただ、そのサービスはカスタマイズ要素が多過ぎたため、設定に多くの時間を要しました。また現場面接官からも「見づらい」「教えてもらっても操作しづらい」などの意見が多くあがってきてしまいました。採用担当者の観点では自由度が高く良いと思い導入したのですが、現場面接官には不便になってしまったようで、大いに悩みました。そんな折、新たにリリースされたHRMOS採用「新卒エディション」の存在や実装機能を知り、「これはHRMOS採用に戻すチャンスだ」と導入を決断しました。
多彩な機能と履歴情報の活用で、丁寧で迅速な候補者フォローが学生に評価されはじめた
―「新卒エディション」を使ってみたご感想はいかがですか。
土橋:
まず、面接官から「使いづらい」という声が出なくなったのが大きな変化でした。機能的な部分では、当社はイベントだけでも年間30件近く行っているので、イベント登録ができることで作業が一気に楽になりました。また、募集職種も多いので、職種ごとに選考フローを設定できる点がとても便利です。現場面接官でお見送りと判定された場合に、不合格判定とメール送信が自動で行われる機能もありがたいですね。それに、アンケート機能を使えば、学生が提出してくれた書類が「新卒エディション」内の添付一覧に自動的に保存されるので、これも本当に助かっています。登録されると自動で通知メールが来るので、それを古い順にダブルチェックすれば、連絡漏れも防ぐことができます。これらの結果として、私たちの業務スピードが大幅に向上しました。メールの送信有無も確認しやすく、複数名で進捗管理をしても状況が分かりやすいです。
堀田:
私は当社に入社して初めて採用担当になったので、他社システムや過去との比較はできませんが、営業職の頃も多数の顧客とのやりとりの管理には困った経験がありました。「新卒エディション」で一番うれしいのは、学生一人一人に紐づけてメッセージやメモの管理ができることで、その学生と過去に誰がどんなやりとりをしたのかを一括で見ることができる点です。土橋と2名体制で新卒採用活動を行っていますが、土橋が返信した内容を私も見て理解できますし、土橋がいなくてもその後のやりとりを引き継ぐことができる。チーム間での連携も取りやすく、意思決定もしやすい。この機能が一番ありがたいなといつも思っています。
―「新卒エディション」活用で、業務効率化以外で感じられた効果があれば教えてください。
土橋:
選考を受けた学生からは「一人一人への対応が手厚い」「選考フローが丁寧」「返事が早い」という感想をもらうことが多いです。それができたのは「新卒エディション」で業務効率化ができたからだと思っています。個人履歴を確認しながら「前回こんな話をしたよね」という電話も簡単にできるので、丁寧なフォローができています。
堀田:
採用業務が未経験だった私ですら、スピーディーで丁寧な候補者対応ができるのが本当にすごいことだと思っています。「新卒エディション」は学生の情報が見やすく集約されているので、候補者対応がしやすいんです。
土橋:
イベント機能でも履歴を見られるのがいいですね。当社の場合、学生にさまざまなイベント参加情報が紐づいていくので、「この学生とは去年のこのイベントで接点を持ったんだな」「この学生は4回イベントに参加してくれているから、当社への理解はある程度ありそうだな」とか、履歴情報で学生との接点や当社の理解度まで推し量ることができ、個別フォローの質が上がりました。
システムによる情報の一元管理と自動化は、中小・ベンチャー企業の採用活動を大きく変える
―「未経験でも採用業務を回せている」というのは素晴らしい状況ですね。
堀田:
人事領域は多方面に業務が発生するので、情報があちこちに散らばってしまうんです。それゆえ「あれ?去年は何をやっていたんだっけ?」ということが起こりがちです。そんななか、22年卒と23年卒の新卒採用活動では、「新卒エディション」にデータが残せる環境があったので、その問題は発生しませんでした。
―最後に、「新卒エディション」導入検討中の方に向けたオススメポイントを教えてください。
堀田:
一元管理できることが私の一番のオススメポイントですね。学生情報やその学生とのやりとり履歴を全部残せて、さらに他者にもすぐ共有できるのが、本当に便利です。面接官が多ければ多いほど情報連携は煩雑化し、「言った言わない」にもつながってしまう。そういう事態にお困りの会社には特に有効だと思います。
土橋:
私は効率的に業務を回せる点が一番のオススメポイントですね。合否判定後の自動メールのほか、自社の方針や運用に合う設定に一度カスタマイズしてしまえば、その後の業務が本当に効率化していきます。採用業務以外のこまごまとした時間を短縮できるので、雑務のせいで学生と向き合う時間が作れないなどでお困りの企業には「新卒エディション」が適しているのではないでしょうか。