株式会社ダイニー | HRMOS(ハーモス)

急成長を支える全社一体の採用と組織づくり

~カルチャーフィットを軸に据え、組織に一体感を~

急拡大を目指すダイニーの採用・組織づくり

「 “飲食”をもっと楽しくおもしろく。」をミッションに掲げ、すべての人の飲食のインフラとなることを目指す株式会社ダイニー。2024年9月にはシリーズBでの資金調達を実施し、飲食店向けモバイルオーダー事業から、さらに多角的に事業を展開し飲食業界のさまざまな課題解決に取り組む企業へと進化を遂げています。従業員規模も急速に拡大している中での採用・組織づくりについてコーポレート本部 ピープル&カルチャーチームの宮田様、野島様にお話を伺いました。

急成長しているからこそ、カルチャーフィットを重視する組織づくりを

当社は創業から6年がたち、2024年10月時点で従業員数は約130名に達しましたが、さらなる事業拡大をめざしており、来年の同時期には300名規模の組織になることを目標に掲げています。採用活動や組織づくりを単なる数値目標にとどめず、一人ひとりが「自分ごと」として捉える文化が根付いているのも、私たちの特徴です。

特にカルチャーフィットを重視した採用は、創業期から大切にしてきた価値観です。事業が急拡大している中でも、不確実性の高い領域に挑戦し続けるには、組織全体が同じ方向を向き、一体感を保つことが不可欠です。また、前例のない価値創造に挑むからこそ、人への投資が強みの源泉となり、採用活動が最も大きなレバレッジ効果を発揮すると考えています。

カルチャーフィットは、当社側が候補者を選ぶ側面としてだけでなく、候補者側に当社を選んでいただく側面も重要となります。そのため、選考段階で候補者を納会にお呼びして社内の雰囲気を味わってもらう、ダイニーの加盟店で採用会食を行い実際にプロダクトに触れていただき改善点をディスカッションする、加盟店の従業員の方と使用感について会話するなど、当社が大切にしている価値基準やお客さま目線を体感いただいています。 全社で採用に向き合う文化をさらに浸透させるため、経営陣との議論を通じて、各事業部門のマネージャーにも採用や組織づくりにコミットするOKRを設定しています。

また、週次で行われる全社でのOKR進捗確認やリーダー会議でのオープンな情報共有により、各チームの取り組みや優れた実践事例を積極的に自チームに取り入れるなど、部門の垣根を越えて良い取り組みが広がり、全社一体で採用活動に向き合える体制が築かれています。

変化に順応し、スピード成長に寄り添う人事の役割

事業の成長スピードに組織が追いつかなくなることは避けなくてはなりません。また、事業が複線化することで組織間にひずみが生じるリスクもあります。

人事側としてはこうした状況が起こりうることを見据え、組織としての一体感を生み出す仕組みや仕掛けづくりに取り組む必要があります。

また、現場が主体的に採用・組織づくりに携わってくれるからこそ、人事側にも高い水準での価値発揮が求められます。創業期から受け継がれる文化や価値観を継承しつつ、組織の急成長を支える人事制度を整備しながら、組織拡大を支える仕組みを構築している真っ最中であり、それが大きなテーマとなっています。

現場がPDCAを主体的に回せるよう、他部門との比較が可能な採用活動量や選考通過率などのデータを整備・可視化し、それらのデータを自律的に駆動する現場を支援するために、数値への解釈、新たなポジションに必要な情報収集や要件策定など、事業を前に進める人事としての介在価値を意識しています。

その上で現場と採用についての会話をする際は、なぜそのポジションの採用が必要なのか、なぜその人数が必要なのかを事業や組織の背景から把握し、人事として組織を前に進める、事業を成長させる提案ができるHRBPのような立場に進化していければと思います。

志を共有する仲間と挑む環境

事業や組織規模の拡大を進めてはいますが、スタートアップならではの雰囲気や勢いは保ち続けていきたいと考えています。当社のミッション・ビジョンに基づき、加盟店様をはじめとする多くの方々に少しずつ良い変化をお届けできている実感はありますが、まだまだ道半ばです。引き続き、世の中に存在する課題に真正面から向き合い、価値ある解決策を提供し続けていく所存です。

「世の中に新たな価値を届けたい」「自らの手で価値を生み出したい」という志を持つ仲間が多く集まっており、市場の担い手として大きな課題に挑み続けられる環境が当社にはあります。これからも、同じ志を共有できる新たな仲間との出会いを大切にしながら、未来を切り開いていきたいです。

お気軽にお問い合わせください

その他の導入事例

お気軽にお問い合わせください