株式会社LIFULL senior | HRMOS(ハーモス)

新会社設立後間もなくの導入。事業づくりを支える仲間探しをHRMOS採用が支えてくれた

株式会社LIFULL senior

株式会社LIFULL senior

  • 業界: インターネットサービス
  • 事業概要: 老人ホーム・介護施設の検索サイト、遺品整理業者比較サイトの運営
  • 従業員数: 51名(2019年7月末時点)

国内最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営する株式会社LIFULLの一事業部門からグループ会社として2015年に分社化し、有料老人ホームなど多様な高齢者向けの住まいを探せる老人ホーム・介護施設の検索サイト「LIFULL介護」を運営。LIFULLグループにおけるシニア領域を担っており、実家の片付け・遺品整理業者を探す「みんなの遺品整理」といったサイト運営など、事業拡大を続けています。そのなかで、HRMOS採用をどのように活用してこられたかを、代表取締役の泉雅人様に伺いました。

導入の目的

  • 新会社の成長の基盤となる、「採用」を強化したい
  • 入社後の活躍も踏まえた採用プロセスの設計を行いたい

課題

  • まだ知名度が低い新会社にて採用を行うために、人材紹介会社との取引を一気に増やした結果、候補者情報の管理・人材紹介会社とのコミュニケーションが煩雑になっていた

導入の決め手

  • HRMOSシリーズの世界観への期待
  • 株式会社ビズリーチへの期待

効果

  • 人材紹介会社30社や面接官との連絡・情報共有がスムーズになり、選考のスピードアップにつながった
  • 入社後の活躍の様子と合わせて振り返りを行い、職種ごとの採用プロセスの改善が可能になった
  • 選考に関わる社員の、採用への意識が高まった

従来の採用管理システムとは違う直感的で誰もが扱いやすいUI/UXに可能性を感じて導入

ーHRMOS採用を導入された経緯・導入以前の状況を教えてください。

まず、当社の成り立ちと、当社の採用についての考え方からお話しします。当社の事業はもともと株式会社LIFULLの新規事業提案制度から生まれたもの。私は2010年よりこの事業を率いており、2015年7月に分社化されました。LIFULLには経営者育成の風土があり、分社化した後は、親会社から管理部門のノウハウ提供はありますが、基本的には親会社からは独立して、独自に経営を行っていくというのがグループ全体のカルチャーです。従業員についても、当初はLIFULLから出向した16人でスタートしたものの、その後は自分たちで採用活動を行って、一緒に働きたい仲間を集めていくことになりました。

採用活動は大きく「母集団形成」「採用ターゲットの明確化」「自社の魅力を伝える」という3つのステップにわかれると私たちは考えています。後半の2つにおいては、これまでの経験から、望ましい人材の要件定義や面接の場でのコミュニケーションには自信がありました。しかしながら、設立間もない小さな組織にとって課題だったのが母集団形成です。

そこで、まずは人材紹介会社30社と契約。順調に候補者を紹介していただけるようになりましたが、すぐに行き詰まるように。当時は、社長である私自ら採用に深くコミットし、ほぼ1人で選考プロセスを管理していたのです。応募者の情報や、選考のステータスをすべて「Excel」で管理していたので、作業が追いつかなくなっていました。もともとLIFULLには、採用管理システムが導入されていたので、採用管理システムそのものの存在は知っており、そこで導入の検討をはじめました。

そんな時、ビズリーチから「人材活用クラウド」の第1弾として「HRMOS採用(当時はHRMOS採用管理)」をリリースするという発表を聞いたのです。2016年6月のことでした。

ーサービスのリリース発表と同時に、興味を持っていただけたのですね。

そうなんです。もともと私自身、リファーラル採用のような採用手法にも積極的なビズリーチには注目しており、そのビズリーチが作ったシステムであれば、採用管理方法にも従来とは違った先進性があるのではと思いました。そこで、すぐさま担当者に連絡し、デモを見せてもらった後、すぐに導入を決めたのです。

まず決め手となったのは、UI/UXの良さでした。社内の面接官にもストレスなく使ってもらうには、直感的で使いやすいシステムであることが大事です。候補者にとって転職は人生の大きな決断です。当社の選考では内定までに現場のメンバーを含め、4~5人との面接を経て、お互いのことをよく理解したうえで入社を決めていただきたいという思いがあります。そうすると、HRMOS採用を活用して書類選考や面接の評価入力を行う社員は必然的に多くなりますし、今後、組織が拡大していけばますます関係者が増えていくことでしょう。そうなった場合でも、誰もが使いやすく、候補者の情報を一元管理して共有できるUI/UXが非常に重要だったのです。

選考の進捗や評価などの情報共有により、社員の採用への意識が向上

ーその他に、HRMOS採用に決められたポイントはありましたか。

求人ページ作成機能で、スマートフォンにも対応したデザインの良い求人ページがすぐに作れたことですね。採用を強化していくにあたり、当社の魅力を自分たちの表現方法でアピールする手段として、自社採用サイトを構築したいと思っていたところでした。また、HRMOS採用で作成した求人ページであれば、応募者のデータがそのままHRMOS採用に取り込まれていきます。こうした機能を持つサイトを自社で作る必要がなく、自社のサーバー内に個人情報を多く持たずに済むというのもありがたかったです。

2019年卒からはついに新卒採用もスタートさせることになりました。そちらもHRMOS採用で管理しており、自社採用サイトにも新卒向けの求人ページを掲載しています。人材紹介会社と連携するだけではなく、求人ページのURLを「Facebook」「Twitter」などのSNSでも発信し、1人でも多くの学生に届けられるよう取り組んでいます。

ーHRMOS採用を導入後の効果はいかがでしたか。

各面接官への書類選考の依頼や面接アサイン・面接前のリマインドといった手間が一気に軽減できました。リマインドを漏れなく行えるようになったことで、面接官からのレスポンスも早くなり、結果として、応募から内定にかかる期間は平均して2カ月以内に収まっています。キャリア採用では候補者が離職中の場合もありますし、こちらの誠意を示す意味でも、スピード感が重要です。候補者の状況に合わせて、柔軟な対応をできるようにするためにも、今後もスピード感にはこだわっていきたいです。

そうしたなかでもHRMOS採用上の記録は克明に残しています。どういうルートで来られた候補者か、面接官とどういう話をし、どのような点を評価させていただいたか。これらを蓄積することで、入社後の活躍の様子と合わせて振り返りを行い、職種ごとの採用プロセスの改善につなげています。

また、書類選考や面接に関わる社員には全員HRMOS採用のアカウントを発行しています。自分以外の面接官がどう評価したのか、自分が面接した候補者が今どのような状況にあるのかなど、情報共有をすることで社員にとっても採用が「自分事」になりやすいと感じています。「Excel」での管理では数値の共有しかできていませんでしたが、HRMOS採用だと選考の内容も共有できるので、候補者に向き合うことの大切さや、この候補者を採用することが自分たちの仕事にどう影響するのかを、おのずと理解してもらえるように思います。

当社は今50人を超えたところですが、まだギリギリ、互いの状況が分かる規模といえます。しかし、組織が拡大していくとともに、採用に関わる人の数も増えていきます。そうした時に、HRMOS採用のようなシステムがなければ、スムーズな選考管理や情報共有は難しいのではないでしょうか。また、今後は採用管理だけでなく、入社後の評価や成長という一連の人事データも一元的に管理できればと思います。ビジネスでもいえることですが、断片化されてしまっている情報をまとめるのは非常に有益なことです。

ーHRMOS採用をまだ導入されていない企業様へ、メッセージをお願いします。

私自身の経験から、良い人材を採用することは、良い事業・会社をつくる根幹を成すものだと考えています。ですから、システム導入の費用対効果に頭を悩ませるよりも、採用を加速させられるHRMOS採用のようなシステムには積極的に投資すべきだと考えます。自社にマッチした優秀な人材を採用するために、業務の効率化と選考のスピードアップ、データによる意思決定のサポートを実現するHRMOS採用は欠かせないものだと思います。

例えば、移動にタクシーを使い「時間を買う」というイメージでしょうか。採用業務にいたずらに手をかけず、1人でも多くの人に出会うこと。良い方に出会ったら1秒でも早くその方を仲間に入れる方法を考えること。会社として、そちらにパワーをかけるべきでしょう。HRMOS採用は、それをかなえてくれるサービスです。

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