ディップ株式会社 | HRMOS(ハーモス)

他社システムから移行し、ユーザビリティー向上×コスト削減×採用戦略の学びを実現

ディップ株式会社

ディップ株式会社

  • 業界: 人材サービス業
  • 事業概要: 人と仕事を結ぶ、日本最大級の求人情報サイトと看護師転職支援サービスを展開
  • 従業員数: 1,735名(2018年4月1日現在の正社員)※派遣・アルバイト・役員除く

求人メディア「バイトル」「バイトルNEXT」「はたらこねっと」を展開する、ディップ株式会社。1997年の創業以来、職場紹介動画サービスや制服閲覧機能などを業界に先駆けて導入するなど意欲的な運営で、2013年の東証一部上場後も成長率328%と著しい成長を遂げています。「私たちdipは夢(dream)とアイデア(idea)と情熱(passion)で社会を改善する存在となる」という企業理念に基づく採用活動において、HRMOS採用をどのように役立てているかについて、人材開発室チーフの内藤めぐみさんに伺いました。

導入の目的

  • 全国拠点の中途採用管理を一元管理し、攻めの施策に打って出たい

課題

  • カレンダー連携ができないなど、他社システムが使いづらく、効率化のための移行を検討

導入の決め手

  • 当時使っていた他社システムに比べて機能が充実し、年間60万円のコスト削減ができた。

効果

  • カレンダー連携機能で、日程調整の工数削減およびミス防止
  • レポート機能で、人材紹介会社65社とのやりとりを効率化し、データに基づく戦略的依頼が実現
  • サイト作成機能で、カテゴリー分けなどにより容易な運用が可能に

他社システムからの移行により、年間60万円のコストダウンにつながった

ーHRMOS採用導入の経緯を教えてください。

もともとは別の採用管理システムを2年ほど使っていたのですが、Googleカレンダーとの連携ができない仕組みのため、面接などのスケジュール入力が二度手間になっており、人為的ミスの発生が課題でした。また、ステータス管理などにも手間がかかり、使いにくさを感じていました。その採用管理システムを導入した2016年時点では、当時あったツールは一通り比較・検討しましたが、カレンダー連携ができるものはなく、HRMOS採用にはその機能があると聞いて、興味を持ったのです。

また、コスト面でも以前のシステムに比べて月額5万円、年間で60万円を削減できると分かり、社内稟議(りんぎ)にかけて、変更に踏み切りました。それで、2018年5月よりHRMOS採用を利用しています。

ー実際に使われてみて、使用感はいかがでしたか。

導入にあたっての説明会で、こんなこともできるのかという機能がたくさんあって驚いたのですが、まずは、期待していたカレンダー連携機能が想像以上に便利でした。実際、入力や確認の作業がなくなったことで、月に約10時間分の工数が削減できており、ほかの企画などに時間を割けるようになりました。当社が依頼をしている人材紹介会社は65社ありますが、そのやりとりや進捗管理も候補者ごとのページで一覧できるので、格段に楽になっています。

ーHRMOS採用で、最も評価していただいている機能は何でしょうか。

レポート機能ですね。以前使っていた採用管理システムには求人案件ごとの応募者数のとりまとめを作成する機能がなかったので、Excelのマクロ機能を使って作成していたのですが、それがボタン一つでできるようになりました。また、以前は感覚的にしかとらえられていなかった、各人材紹介会社の得意領域といった特徴や紹介料率も、レポート機能によって一覧できるため、より戦略的に考えられるようになっています。各候補者の進捗など会社ごとの案件の進捗もレポートで分かるので、打ち合わせ時にもHRMOS採用のレポートページが活躍しています。

また、各社の紹介数や採用率などのデータも可視化できるので、実績を見極めたうえで要望を具体的に示せるなど、その人材紹介会社の強みや特性を生かせるようになったのは大きいですね。各社とはパートナーとして、同じ目標を持って採用活動を行っていきたいので、それを支えてくれるレポート機能は本当に欠かせません。

レポート機能で、後手に回りがちだった全国30案件の報告・相談もスムーズに

ー御社の採用体制を教えてください。

採用活動は年々強化しており、現在、正社員数は2,000人を超えています。採用チームは、マネジャーの下にメンバーが3人。リーダーの私が中途採用を、残りの2人がそれぞれアルバイト採用、派遣・障がい者採用を担当しています。そのなかで、HRMOS採用は中途採用の正社員、契約社員、障がい者の採用管理において使ってきましたが、アルバイトについても現在データを移行中で、新卒と派遣社員以外の採用管理をすべて一元化しようとしているところです。

その理由としては、レポート機能の存在が大きいです。たとえば、当社ではアルバイト採用だけでも全国で30案件ほどを募集中なのですが、本来はその進捗状況を各部署に定期的に報告しなければなりません。そこでもし、予定通りに採用が進んでいなければ、次善の採用プランを提案する必要がありますが、その提案が遅れれば遅れるほど現場に負担をかけてしまいます。従来はレポート作成が手作業だったため、この一連の流れの改善は、採用チームの大きな課題でした。HRMOS採用のレポート機能を使えば容易になるので、アルバイトの採用管理についても移行を決めたのです。また、それぞれの採用担当者が不在の際にも、HRMOS採用で情報が一元管理されていれば、状況確認などは誰でも行えるのもメリットだと感じています。

ーそのほかに、HRMOS採用を役立てられているシーンはありますか。

副次的なものですが、サイト作成機能も優秀ですね。以前の採用管理システムは一昔前のデザインで、フォントも一律で、写真も入れられないという無機質なものでした。エンジニアなどテック系人材を採用する際には、見られるのが恥ずかしかったりしたものです。今は、フォントの大小がつけられ、写真も入ります。募集職種のカテゴリー分けや情報ごとの公開・非公開の表示切り替えも簡単なので、管理がしやすいです。

当社の採用ホームページは現在リニューアル中ですが、情報自体はHRMOS採用の流れで管理したいので、そこに流せるような設計を予定しています。

ー今後の採用活動について、展望をお聞かせください。

課題は、リファーラル採用の強化です。全社員に友人・知人の紹介をメールで奨励してきましたが、年間でも十数人程度の実績しか上げられていません。そこで実は、HRMOS採用の導入を検討する少し前に、リファーラル採用専用の管理ツールの導入についても検討をしていました。それが、HRMOS採用にリファーラル管理機能もあると分かったので、またツールを増やすこともないと、導入をやめた経緯があります。HRMOS採用導入後、まだ本格的にはリファーラル採用のための施策を進められていないのですが、当社は2,000人もの従業員がおりますので、うまくアプローチできればと考えています。

HRMOS採用を使うようになったことで、単純に画面のユーザビリティーやページ移動の快適性などが向上し、日常的な使い勝手の良さを実感しています。また、機能向上のためのシステム改善も頻繁にあり、常に進化していると感じますね。私自身、人事・採用担当歴は6年ほどですが、HRMOS採用の機能によって、やるべき施策に気づかされることも多く、大変勉強になっています。毎日触れていて、なくてはならないもの。今やHRMOS採用は、頼りになる「相棒」ですね。

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