オペレーションミスによる候補者採り逃しを削減したい! HRMOS採用導入で、800名の応募対応もスムーズに
株式会社ZIZAI
- 業界: インターネットサービス
- 事業概要: VR事業とアミューズメント事業を展開する総合ITベンチャー
- 従業員数: 100名(2019年1月時点)
「なんかスゲーの、次々と。」をミッションに掲げ、2015年の名古屋本社設立から2年で東京支社をオープンするなど順調に事業を拡大している株式会社ZIZAI。VR事業では、バーチャルYouTuber「ミライアカリ」の動画を制作・配信。YouTubeのチャンネル登録者数は70万人を超え、6,000人以上いるとされるバーチャルYouTuberの中でも五本指に入る程の人気を誇る。ほかにも、バーチャルYouTuber事務所「ENTUM」やバーチャルライブ配信アプリ「IRIAM」を運営。アミューズメント事業では、パチンコ・スロットの最新情報や設定判別をひとまとめにチェックできるバーティカルキュレーションアプリ「スロパチステーション」を展開し、YouTubeのチャンネル登録者は80万人を超えている。
導入の目的
- 選考におけるオペレーションミスを削減したい
- 年間の採用目標100名を達成するため、採用活動をデータで振り返って改善していきたい
課題
- 煩雑なオペレーションにより、選考管理に抜け漏れが生じていた
導入の決め手
- まわりにHRMOS採用を薦められた
- ビズリーチが作っていることに対する期待
効果
- 1週間で800名から応募があった際も、抜け漏れなく対応することができた
- 候補者とのやりとりのスピードアップ
オペレーションミスが優秀な人材の採り逃しにつながった。同じミスは繰り返したくない
ーHRMOS採用導入のきっかけは何でしょうか?
事業拡大に伴い採用人数が増加し、管理が難しくなってきたためです。
2018年5月に導入しましたが、それ以前は「Googleスプレッドシート」に随時情報を入れていました。候補者のステータス、面接日程の調整などはシート上で管理していても、さらに「Google カレンダー」へ手動で反映させなければならず業務がとても煩雑になっていたせいで抜け漏れが生じていました。毎月5~6人の採用を1人の人事担当者が管理していたので、情報を入力するだけでもかなりの業務量になります。実際に、候補者への連絡が遅れたことで、採用すべき人を採り逃してしまったケースもありました。
また、社内の情報共有も非効率的でした。次の面接担当者に候補者の評価を伝えるために、時間を取らなければいけなかったり、履歴書が添付されたメールを探すのに手間取ったり……。細かい話ですが、面接のために会議室を取り、それを共有するのにもひと手間かかっていました。一元管理できるツールがなければ、効率的でスピーディーな採用にはつながらないとの思いから、導入を決めました。
ー数あるシステムの中でも、HRMOS採用を選んだ決め手は何でしたか?
システム導入を決めたあとに仲のいい経営者や人事関係者にヒアリングしたところ、「HRMOS採用がいい」という声が多かったんです。画面が見やすく、操作しやすいという意見が決め手になりました。ビズリーチ・ダイレクトを活用しているので、「ビズリーチが作っているシステム」への期待もありましたね。
1週間で800名の応募があった際も、情報共有に手間取ることなくスピーディーに終えられた
ーHRMOS採用を導入してどのような効果が得られましたか?
採用におけるあらゆるフェーズの情報共有がスムーズになりました。
面接の日程や会議室の場所はGoogle カレンダーに反映され、HRMOS採用のリンクをクリックすれば候補者の情報をすぐに確認できます。面接前に「今回の候補者はどんな方だった?」といった余分なコミュニケーションコストが削減されHRMOS採用に入っている情報でステータスや評価を把握できます。HRMOS採用を中心にした採用活動が動き出したことで連絡漏れや共有漏れなどのオペレーションミスは激減しました。
時間の短縮によって、人材紹介会社とのやりとりに時間がさけるようになり、コミュニケーション量も増加。それに伴い紹介される人数も増えていくという、いいサイクルができています。
ーオペレーション業務が改善されたことで、実現できたことはありますか?
自社のYouTubeチャンネルを通じた社員募集を行った際、1週間で500名以上の応募をいただきました。HRMOS採用導入のおかげでその対応もスピーディーに行え、1週間で全員の書類選考、候補者への連絡まですべて完了させることができました。
同じくYouTubeチャンネルで、動画に出演するYouTuberを募集したところ、800名の応募が来たことも。応募者には1分間のPR動画の添付をお願いしており、情報管理はさらに煩雑でした。しかし、HRMOS採用の応募フォームをカスタマイズすることで、HRMOS採用上でも動画を確認することができました。
実は、HRMOS採用の導入以前も同じように社員募集をしたことがあったのですが、情報管理だけで膨大な時間がかかり、肝心の候補者への連絡が後手に回っていました。お恥ずかしい話ですが、候補者の方から「その後、選考結果はどうなっていますか?」と催促を受けてしまったこともありました。
数百人という人数でも、候補者の情報の取り違えや連絡ミスがなく選考を終えられたのは、HRMOS採用で一元管理できていたからだと思います。
スタートアップ企業なら、早い段階でのシステム導入を検討すべき
ー今後実現していきたいことは何でしょうか?
4期目に入った現在、年間採用人数100名を目標として掲げています。今後は、採用が難しい職種については、どこで選考が滞っているのか、どこを改善すべきなのかを、HRMOS採用のデータを見ながら明確にしていきたいですね。
また、リファーラル採用の実績も増えているので、HRMOS採用の社員紹介機能を活用して、こちらもしっかり運用強化していきたいと思っています。
ー採用に悩む多くの企業様に向けて、何かアドバイスやメッセージはありますか?
私の後悔は、もっと早い段階でHRMOS採用を導入しておけばよかった、ということです。社内の仕組みがある程度固まってから新しいシステムを導入すると、「ただ導入しただけ」で終わらず「きちんと運用する」ためにルールを策定する必要も出てくるので、根付くまでに時間がかかります。でも、早い段階から導入されているシステムであれば、適応も早いでしょう。
スタートアップ企業で採用に力を入れたいと考えている企業は、情報を一元管理できるシステムを初期から入れておいて損はないと思います。費用面での負担はありますが、システムを入れなければ、連絡漏れなどで採用単価100万~200万円の優秀な候補者を採り逃してしまうリスクがあります。採用難の時代にこのリスクは非常に痛手です。システムを入れることでミスがなく、さらに業務効率化を実現できた方が、中長期的に見てベターだと思います。